醸誌について

発酵をよむ、発酵をたべる。

味噌をかき混ぜると、麹の甘い香りがふわりと立つ。
ぬか床に手を入れると、ひんやりとした感触が伝わってくる。

発酵食品には、台所で過ごす時間があります。
その土地で受け継がれてきた知恵があります。
そして、目には見えない菌たちの、静かな仕事があります。

「醸誌(かもし)」は、そんな発酵の世界をめぐるウェブマガジンです。
身近な発酵食品から、土地に根づく伝統的な発酵食品まで。

発酵をめぐるコラムやレシピを通して「おいしい」のその先にある、発酵の背景を綴っていきます。

発酵のしくみを科学から眺めたり、
歴史や文化からその土地の食をひもといたり、
実際につくって、食べて、その味や香りを記録したり。

難しく考えすぎず、まずはおいしく。
ときには少し深く、ていねいに。

発酵の面白さと豊かさを、あなたの台所まで届けることが「醸誌」の目指すところです。

「醸誌」という名前について

「醸す(かもす)」という言葉には、酒や味噌などをつくるという意味があります。

けれど、それだけではありません。

時間をかけて、何かを生み出す。
人やものが重なり合い、ひとつの空気や状態をつくっていく。

そんな意味合いも持つ言葉です。

米や大豆、野菜などの食材に、麹菌や酵母、乳酸菌などが働きかける。
その静かな営みのなかで、香りが生まれ、味が変わり、旨みが育っていく。

その過程には、目に見えない微生物の働きだけでなく、
長い年月をかけて培われてきた人の知恵や、土地の風土があります。

「醸誌」も、そんな発酵のように、
ひとつひとつの記事を重ねながら、少しずつ育っていけたら。

そんな思いで「雑誌」の「誌」を重ねて、醸誌(かもし)と名付けました。

発酵について知ること。
つくってみること。
食べてみること。

小さな体験が積み重なり、いつか自分だけの「発酵のある暮らし」が醸されていく。

この場所が、そのきっかけになれば嬉しく思います。

運営者プロフィール

MIZ(みづ)

発酵食品ソムリエ・食エッセイスト・イラストレーター

発酵文化推進機構「発酵の学校」第9期修了

発酵食品の香り、時間がつくる旨み、
そして各地に残る「台所の知恵」に惹かれ、
発酵と珍味をめぐる食文化をテーマに、書いたり描いたりしています。

大学では生命化学を専攻。
食べものの「なぜ?」を、科学の視点から考えることにも興味があります。

2025年、発酵文化推進機構「発酵の学校」第9期を修了。
発酵食品の魅力や正しい知識、歴史や文化について学び、
発酵食品ソムリエの認定を受けました。

醸誌では、家庭でつくる発酵料理の手触りから、
その土地に伝わる食文化や歴史、
そして微生物が働くしくみまで。

「おいしい」を入り口に、発酵の世界をさまざまな角度から綴っていきます。

発酵を求めて各地を旅したり、
土地の人々が日々食べているものを味わったり、
ときには珍味に出会ったり。

そんな旅の記録も、少しずつ醸誌に残していく予定です。

Instagramでは、食べものをモチーフにしたイラストも発信しています。
よろしければ、こちらものぞいてみてください。

▶食を描くイラスト帳|@choco.oekaki

このサイトでお届けしていること

コラム|発酵をよむ

発酵食品にまつわる文化・歴史・科学の話。

味噌や醤油、麹、納豆、漬物など、
身近な発酵食品を入り口に、
その背景にある微生物の働きや、土地に受け継がれてきた食文化をひもときます。

「知ると、もっと食べたくなる」。

そんな発酵の物語をお届けします。

レシピ|発酵をたべる

塩麹、味噌、醤油、甘酒、キムチ、天然酵母など、
発酵食品や発酵調味料を使った、日々の食卓で楽しめるレシピ。

特別な道具や材料をそろえなくても、
家庭の台所で試せることを大切にしています。

つくって、食べて、
発酵をもっと身近に。

発酵をめぐる記録

発酵を求めて訪れた土地や、
そこで出会った食べもの、人、お店。

その土地だからこそ生まれた発酵食や、昔から続く食の風景なども。
旅の記録として少しずつ紹介していきます。

お問い合わせ

醸誌へのご感想、記事やレシピについてのご質問、掲載情報に関するお問い合わせなどがありましたら、
お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

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