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酒の分類学

同じ一本のビールが、酵母で見れば「エール」、原料の比率で見れば「発泡酒」、造り手の設計で見れば「IPA」と呼ばれます。酒の分類は一つではありません。何を基準に線を引くかで、まったく別の説明になります。

この連載では、ビール・日本酒・ワイン・ウイスキー・ジンを順にたどり、酵母、工程、原料、混ぜ方、香りの付け方——それぞれの観点がどこに線を引いているのかを、微生物学と酒税法・EU規則など様々な視点から読み解きます。

Series / 連載一覧

酒の分類学 第三章 日本酒 ― 精米歩合という物差し、吟醸と大吟醸のあいだ vol.03
2026.09.15

酒の分類学 第三章 日本酒 ― 精米歩合という物差し、吟醸と大吟醸のあいだ

「精米歩合50%」。日本酒のラベルでよく見るこの数字は、米の半分を削…

酒の分類学 第二章 ビール② ― IPAとセゾン、「スタイル」という設計図 vol.02
2026.09.09

酒の分類学 第二章 ビール② ― IPAとセゾン、「スタイル」という設計図

IPA、セゾン、スタウト、ヴァイツェン、ゴーゼ。クラフトビールのタッ…

酒の分類学 第一章 ビール ― ラガーとエール、二つの酵母が分けた世界 vol.01
2026.09.08

酒の分類学 第一章 ビール ― ラガーとエール、二つの酵母が分けた世界

グラスに注いだ瞬間、片方は澄んだ黄金色で、きめ細かい泡が静かに立ち上…